ヴィンテージワインの話題
ヴィンテージワインとは長期の熟成を経て果実味を熟成感に変えていくことワインに深みが出てきます。色は紫色から透明感のあるレンガ色にかわり香りもアルコールがたって落ち着いた味わいになります。果実味のあるボジョレー・ヌーボーに代表される早飲みタイプのようなジューシーな部分はすでになくなっていて完全なお酒という感じになっています。そしてビンテージワインは、熟成するために経過してきた時間を楽しむワインです。
さて、ビンテージワインの歴史的な背景に、人類がヴィンテージを意識しはじめたのはいつなのかという疑問を文献を調べてみると紀元前121年でした。それまではワインの良否は産地や技術で左右されると考えられていましたが、ある素晴らしいヴィンテージの出現で人類はワインはヴィンテージによって左右されるという事を知りました。ワインの技術向上に大変貢献した、人類最初のビッグヴィンテージは、紀元前121年ということなんですね。記録によるとそのヴィンテージのワインは150年経っても美味しく飲めたそうです。
年代物のフランスワイン、いわゆるヴィンテージワインはとてもデリケートなワインで、保存状態によって大きく味が変わってしまいます。フランスワインにとって最高の状態でそのプロポーションを保つことができる場所は、長い歴史の中で人知を持って培われたフランスのシャトーのカーブ以外にはないといわれています。適切な湿度と温度を保った自然環境の中で保存されたワインと、世界中を劣悪な環境で移動させられ、カーブとは名ばかりの人工的な施設に長期間放置されたワイン。その品質の違いは飲めばすぐに判りますが、飲む前に判るようにビンテージワインに対する知識を少しでも深めておくことが大切です。
だれでもビンテージワインを自由に楽しみたいと考えるのが普通だと思います。人それぞれに飲む量は違うと思います。一口だけ味わいたいという方もいれば、7杯でも8杯でも飲むことが出来てしまう方もいます。僭越ですが、後者の方へのお願いがあります。ワインを飲む時は多くても一度に一本までとしていただきたいのです。ワインという飲み物は、多くの労力と時間をかけて栽培された葡萄を収穫し、そして熟練された技術者が神経を集中して慎重、丁寧に醸造し、また何年間も、厳重な管理のもと熟成されてきたものなど、それぞれに様々な人の想いが込められた飲み物です。その美味しさを充分に楽しんでもらう為に舌の感覚がアルコールで麻痺していないときに飲んでもらいたいと思います。
2000 レ・アレ・ド・カントメルル ハ.../Chateau Poujeaux 1995/みやじ豚と素晴らしい'ワイン'で素敵な.../ルメン/YOL'ワイン'を語る~ヤン・ロエル氏(ボ.../帰ってきましたよ
Posted by shinchan : 22:53 | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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